料理をすると何かと必要になる「ラップ」ですが、この度、蜜蠟ラップを手作りしてみました。
検索で「蜜蠟ラップ 作り方」って調べると、「簡単」とか「短時間」とか出てましたが、なかなか難しく大変でした。
なので、初めて蜜蠟ラップを作るあなたに贈る、不器用初心者でも蜜蠟ラップが簡単に作れる方法を写真多めでお伝えします。
用意するもの

左上から時計回りで、
生地、新聞紙、クッキングペーパー、蜜蠟の4つです。オーガニックコットンであれば使用後も土に還すことができるのでそちらがベスト!
今回はアイロンを使って作る方法です。
ほかにも、松ヤニを入れた方法やホットプレートを使った方法があるようですが今回は上記の方法で蜜蠟ラップを作ります。
手順1 並べ方


上の写真のように材料を並べます。生地と一番上のクッキングペーパーの間に蜜蠟を置くことになります。
もちろんアイロン台の上でやりました。今回、蜜蠟ラップにしようとした生地のサイズは大きすぎました。小さいサイズで作る方が最初はいいと思います。
手順2 蜜蠟を生地にのせる

パラパラと置いていきます。
手順3 蜜蠟を溶かす

クッキングペーパーを蜜蠟の上にのせて、上からアイロンで溶かしていきます。

始めは低温で溶かしましたが、途中から中温で行いました。アイロンの機種によって違うので低温からお試しくださいね。


ムラがすごい結果になりました。蜜蠟が生地全体にいきわたってないです。これでは蜜蠟ラップといて機能しそうにありません、よろしくない。

今度は蜜蠟を多めにしてみました。これでムラが減らせるはず!

失敗。
蜜蠟ラップはここがポイントだった
多くのブログを見ても、清々しいくらいきれいな結果しかありませんでしたが、こんなにも苦戦するとは思っていませんでした。
しかも、新聞の日付を見てわかるように真夏の8月。汗が止まらない!
もっと効率よくやるには?やはりこの方法でした。

均等に配置してあげました。結局これがいちばんいい!その結果がこれだ!

はやり、丁寧にやればそれなりになりましたね。このサイズの蜜蠟ラップだったら簡単にきれいにできたのに・・・。
なので、蜜蠟ラップをつくるコツは、「きれいに並べる」でした。
手順4 冷ます
全体が冷めるまで、蜜蠟ラップをそのまま一日置いておきました。人によっては、吊るして乾燥させる方もいるようですね。
完成


見た感じでは蜜蠟ラップにみえませんが、しっかりと乾燥してシャキッとしています。蜜蠟の香りもしてまあまあよくできたかと思います。
少し、いやだいぶ大きすぎたかと思いますが、パンを包みたいのでこれでいいのです。
蜜蠟ラップと市販のラップ
市販のラップは、安く、そして簡単に使うことができるように改良されています。作った料理の保存や使い残しの食材を保管するのにとても大切な役割を担っています。
しかし、その使用期間は短く、また、一度使ってしまうと、なかなか2回目を使うことなくゴミになってしまいます。それがほぼ毎日、そして、多くの家庭で起こっていると考えると、かなりの量のラップが一日で消費されていると思います。
ラップの生産量や使用量がわかるグラフがあればよかったのですが、残念ながら数字が見つからず・・・。
一方で、蜜蠟ラップを使えば繰り返し使えて、しかも、オーガニックコットンであれば、痛んだら土に還すことができるのでゴミになることはありません。
大きな地球の循環の流れに人間の知恵が重なり、生活を我慢したり水準を落とすことなく、地球の循環にも正しいことができる訳です。
まあ正直、蜜蠟を購入するとき、プラスチックのごみが発生するのでそこはよろしくない。
でも、蜜蠟購入時のプラスチック>1年間のラップのゴミ くらいなると思うから、まあ良しとしよう!反対だったら本末転倒だよね。
今回は生地を購入したけど、これから、Tシャツなど使える綿素材があれば挑戦してみようかな。
1回作れば多分簡単に作れるので、ゴミを減らしていきたい方にはおすすめな蜜蠟ラップです。
生地も選べばかわいい蜜蠟ラップができるので冷蔵庫もきれい!パンとか包んでもかわいい!
ちなみに蜜蠟ラップは、除菌の効果やパンをくるんでも乾燥しない効果(実際に経験した)がある!素晴らしい!
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