コンタクトレンズのケースってプラスチックですよね。長年使ってきたコンタクトですが、今までプラゴミとして出していました。ごめんなさい。
しかし、コンタクトレンズを販売している「アイシティ」でリサイクル回収をしているとのことですので、ケースを持って行ってきました。
アイシティ
コンタクトレンズおよびコンタクトレンズ付属品の製造、販売を手掛けているアイシティ。
国内には294店舗(2019.4.1現在)を構えるコンタクトレンズ専門店です。
駅に隣接している商業施設や郊外のショッピングモールで多く見かけることがあると思います。
そのアイシティでケースの回収が行われていました。
ケースの下準備

みたは日常生活では眼鏡を着用していますが、スポーツをするときだけ、ワンデーのコンタクトレンズを使用しています。
数か月間で溜まってしまったケースのゴミです。これらを本日はリサイクルボックスまでもっていきます。
まずは、やらなければいけない下準備をしていきす。
アイシティのHPにある手順を参考に、プラスチックではない、アルミ部分を取り除きます。

注意点として、プラスチック本体にアルミが残ってしまうと回収できないようです。

これはダメなようです。コンタクトレンズケースとしてリサイクルの対象外です。
綺麗にはがしましょう。

綺麗にケースとアルミ部分を分けることができました。

手ぬぐいに包んで。

簡単ですね。これで持っていきます。
ちなみに、メーカー、購入先問わずひとつからでも問題ないそうです。
ありがたい。
コンタクトレンズの空ケースのリサイクル
アイシティのHPにアンケートと実績が記載されていたので、ここで見ていきたいと思います。
使い捨てレンズ空ケースがリサイクルできることを知らなかった人は68%いるようです。約3人中2人が知らないと。みたも知りませんでした。
そして、できれば集めてリサイクルしたいと思う方が75%います。(アイシティHPより)
かなりリサイクルへの要望が高いように思えます。コンタクトレンズの使用率が4人に1人(
コンタクトレンズ利用実態調査より)の時代で、この意識はいいことではないでしょうか。
ケースのリサイクルから話が逸れますが、アメリカではこのような話があります。
アメリカではコンタクトレンズについて以下のような研究結果が出ています。
朝日新聞「コンタクト、プラごみの一因か 米の下水に年間33億枚」https://www.asahi.com/articles/ASL8P4HN4L8PULBJ00B.html
研究チームによると、米国のコンタクトレンズの利用者は約4500万人。ほとんどがプラスチック製のソフトコンタクトレンズを使用し、そのうち「15~20%の着用者が流しやトイレに使用済みレンズを流している」ことを調査で突き止めた。
年間で33億枚のコンタクトレンズの一部が下水から処理場を通り抜けて、自然界に流れているとのことです。
日本での結果は見当たりませんが、もしかしたら、日本でも下水から流出しているのでしょうか?だとしたら問題です。
話をケースのリサイクルに戻します。
店舗へ持っていく
準備ができたので、コンタクトレンズの空ケースを店舗に持っていきます。

コンタクトレンズの空ケースを回収するボックスがありました。
先ほどの手ぬぐいから取り出し、直接空ケースを入れます。
また、店員さんから案内があり、「プレゼントをどうぞ」と言っていただきました。アイシティではリサイクル回収の協力に対し、プレゼントを頂けるようです。今回は頂きませんでした。
これで、ケースのリサイクルは完了です。
アイシティは多くの店舗を展開していますので、アクセスは問題ないですね。仕事帰りや学校帰りで持っていくことができそうです。
身も蓋もない結論
言ってしまえば、コンタクトを使うこと自体が、正直、いいことではない気がしています。
今日ご紹介したのは「リサイクル」であり、出てしまったごみを廃棄物にしない道へ導いただけです。本来は使わないで、そもそものごみを削減させることが大切です。
ということは、みたがスポーツの時に使用しているコンタクトも、スポーツ用の眼鏡に替えるか、気合の裸眼で運動するかのどちらかです。笑
後者はあり得ないので、前者で検討していこうと考えました。かっこいいのありそうだし。
今回のコンタクトレンズの空ケースをリサイクルすることを通じて、日ごろ習慣として取り入れているコンタクトレンズを見直す機会になりました。
やっぱりリサイクルは大切だけど、まずは減らすことが大切。
改めて考えることになりました。アイシティありがとう!!!
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