以前、風呂敷のワークショップに参加したお話をしました。
本日は、そちらで習った風呂敷の使い方【基本編・真結び】をやっていきたいと思います。
基本中の基本であり、これができないと正しく結び目が作れず、風呂敷からものが落ちてしまうこともあります。
写真付きで解説していきます。
宜しくお願いします。
真結びをやる
真結び(まむすび)とは、風呂敷を使うときに必ずと言っていいほど使う結び方です。しかし、一見すると、「固結び」に似ており、その違いが理解できないと大変なことになる結び方です。
ワークショップでやれば、はじめのうちは8割くらいが間違える結び方。と、ワークショップの先生が仰っていました。それほど勘違いしやすいです。ちなみに、みたも固結びと同じだと勘違いしてました。
写真とともに解説します。
真結びはこのようにやります

本来は一枚でやりますが、結び目を説明するときにややこしいので、説明用で2枚の風呂敷を使います。写真の風呂敷とこの後出てくるピンクの手ぬぐいです。

今回は、「真結び」の練習ですので、四隅のうち隣でも対角でもどこでもいいです。

まずは、結びたい角をもってきます。

交差させます。ばってんです。

そのまま結びます。ここは何も考えずに結ぶだけ。問題は次です。

ここがポイントです。まずは、片方(今回は左側のピンク)を上にもってきます。写真は、ピンクの左側ですが、右側の反対でやっても同じですのでお好きなほうを。

そして、右側だった黄緑をピンクに交差させます。

ピンク側を動かさないように、黄緑を上から下に通します。

そのまま締めます。
上から見るとこんな感じ。

大切なところとして、それぞれが自分の方向に戻っていることが大切です。

こうなってない方は、おそらくこのようになっていませんか?


矢印の向きのように上下になっていると、真結びができていません。しっかり自分の方向に戻らないといけません。上で説明したここがポイントのところで違う方法で結んでいるかもしれません。もう一度確認してください。みたもここで間違え、しかも、間違っていることに気が付くこともなく、ワークショップを進めていました。途中で「あれ?」となりようやく過ちに気が付きました。
真結びがしっかりできていれば、基本的にほどけにくいとのことです。これができたら、好きなように結ぶだけです。
真結びをほどく
今度は真結びをほどいていきます。
真結びができたとこからスタートします。


黄緑の角を右に引っ張りながら持ってきます。そうすると結び目の裏が見えます。

あとは、結び目をもって黄緑側を左に引っ張ります。

これでほどけます。
この方法でなくとも、少しずつほどいていけば真結びは取れるのでご心配なく。
風呂敷の基本でほぼすべて
この真結びができたら、あとは包み方を覚えていくだけです。それくらい、この真結びは大切です。
風呂敷を使いこなせたら、包むだけではなくエコバックにも応用が利きます。簡易のカバンが作れるからです。こんな感じで。
かわいいものが多いですし、大きさもたくさんあります。
もう本当に風呂敷が素敵!!エコバックにもなるし、世の中にもっと広めたい!まさかごみ問題の解決に風呂敷がこれほど活躍するとは思ってもいませんでした。
真結びを使ってエコバックを作って買い物しました。
風呂敷良いね!
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