前回、風呂敷の使い方として「真結び」編をお伝えしました。
本日は学んだ真結びを使いながら、レジ袋のいらないエコバッグにできる方法を写真と共にお伝えします。
こんな感じでエコバッグが作れます。
簡単で便利な風呂敷を楽しんじゃいましょう!
風呂敷でカバンを作る

用意するのは、風呂敷1枚。シンプル。

今回は1辺70cmの風呂敷を使いました。大きさに応じて、できあがる袋が変わりますのでご注意を。
まず、カバンにした時、表にしたい側を下に向けます。今回みたが使う風呂敷は裏が無地ですのでそちらを上にして、表にしたい側を下です。

裏にしてから三角形を作ります。

次に下の角二つをそれぞれひとつ結びで縛っていきます。まずは、左から。

この持っている位置ですが、下記写真の位置を参考にしてください。ここが袋になった時の深さに影響します。

場所が確認できたら縛ります。

次に反対も同じように。

風呂敷の右角を持って縛ります。

もし、下のようになっていたら、外側を結びすぎていますので、もう少し内側へ。

上の様になっていると、袋が浅くなりますのでご注意を。
次に、ひっくり返します。外側を内にくるっと。

袋っぽくなってきました。
あとは、まだ自由になっている箇所(下の写真だと、タグのついている所とその対角)を縛ります。二回縛りますが、1回目は固結び。2回目は真結びです。


この1回目を結ぶ時、輪っかになったところが持ち手になりますので、持ちやすい位置に調整して結びましょう。

お疲れ様でした、完成です。立派な袋の出来上がりです。
コンビニでもらう一番小さなレジ袋くらいの大きさでしょうか。

ちなみにこれらが入っています。

左から、折りたたみ傘、長財布、タンブラー(450ml)、カップです。これにスマホを入れても問題ない収納力です。風呂敷すごい!

こんな感じで持ち歩けます。

風呂敷が世界を救う
日が来るかも!なんて思ってしまうほど素敵です。風呂敷はエコバッグの代わりになるのです!
先日、偶然、図書館に行ってみたら風呂敷の本があり読んでいたら、30年くらい前の日本の写真が載っていました。
そこには、様々な使い方をされている風呂敷の写真が。当時では当たり前のように使われていて、今で言うメッセンジャーバッグのように使っている方、スーツ姿で使っている方、もちろん和服姿の方も。
とにかく、
そこには使い捨てされる袋、つまりレジ袋なんて必要のない日本があったのです。
数十年前にできていたことを我々ができないなんてことはありません。意識すればいいのです。
現代にはかわいい風呂敷がたくさんあります。選択肢も豊富です。あとは使う人が増えれば…。
ぜひ、風呂敷仲間を!!!!そして、ゴミ問題に関心を!!!!
2020年7月からレジ袋が有料化します。
わざわざエコバッグを買わなくても、大きな布で真結びを使えばエコバッグの代替になるのです。
エコバッグ自体が「エコじゃない」的な話を聞いたことがあります。
今あるもので使えるんです。
先人の知恵を使ってごみを減らせます。
風呂敷は思っているよりも簡単です。
風呂敷ってダサかったら、「Knot Wrap」でもいいのです。
コロナでエコバッグの衛生面が気にされていますが、風呂敷は洗えるものが多いので、使ったら洗えば比較的安全に使えると思います。
ですので、風呂敷をエコバッグの代わりにするには十分な機能を持っていると思います。
あー風呂敷かわいい。
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