こんにちは。みたです。いつもご覧いただきありがとうございます。今回は「もの」について考えていきましょう。
大量生産・大量消費・大量廃棄
耳にしたことのある言葉ですね。日本では、1960年代の高度経済成長期から始まったようです。イケイケドンドンの時代でしょうか。みたは生まれていません。「3C」なんて言葉も生まれ、多くの方が、大量に生産された家電や自動車などを購入し、生活水準が向上した時代ではないのでしょうか。繰り返しますが、みたは生まれていません。
時は流れ90年代。「バブル崩壊」なんてマジチョベリバ。「ノストラダムスの大予言」を教室から外を眺めながら考えていました。そんなのないでしょう、と。服装は、ユニクロのフリースでした。クラスの半分は、これ。あとの半分はGAPのパーカー。1人タンクトップ。
この時は、色が一緒だの、なんだの、で、はしゃいでいましたが、ファストファッションと言うようです。大量生産でしたね。
そして、平成も終わる2019年。大量生産された服を身にまとい、家に帰れば、ニトリ、IKEAで買った家具がみたを出迎えてくれます。ありがとう、ただいま。 気が付けば、安くておしゃれで素敵な製品がみたを囲んでくれています。これだけ安ければ買ってしまいますよね、うん。素敵ですもん 。
でも、みたに限らず多くの方が、その安さ故に、壊れたら捨てればいいやとか、引っ越しの時に捨てて新しいものを買うなんてしていませんか?経済産業省によると、国民一人当たりの一日のごみの排出量は950グラムと言われています。1日約1kgです。スウェーデン人の知り合いに聞いたら、スウェーデンの環境に配慮した街の人たちは、1カ月で1kgのごみしか出さないそうです。1ヶ月ですよ。なんじゃそりゃ。
手入れをすること

ものに限った話になりますね。手入れをしましょう。高価だから手入れをするのではなく、安くても手入れをしましょう。大切なお金を使って手に入れたものです。イケメン彼氏やかわいい彼女からもらったものなら尚更です。
冒頭の写真は、手入れ用のブラシです。みたが愛用しています。
服や靴は帰宅したときに。手入れと聞くと手間が気になりますが、なんてことはありません。20秒くらいです。サッサッサッ。
財布や靴などの革製品の手入れは、休みの日の朝いちばんに手入れをします。理由は、時間をうまく使った気がする感があるからです。お得感。笑
手入れの知識も、インターネットでちょちょいのちょい。はじめは手間取りましたが、今は楽しい時間です。「趣味が手入れ」と言いたくなるほどです。 この時間が「大切にものを使う」という気持ちを作ってくれている気がします。
革製品など身につけるものの話になりましたが、料理道具や趣味で使う道具も同じですね。みたは草野球をしていますが、練習や試合後は、すぐに手入れをします。もはや、手入れの為に使っているようなものです。笑
反対に手入れができないのがテフロンのフライパン。テフロン加工のフライパンはテフロンがとれると手入れで対応できませんね。結果、買い替えて使う方が殆どではないでしょうか?昔は、鉄のフライパンが当たり前だったようですが、手入れの手間やその重さから、テフロンフライパンが主流になったようです。んー、日常生活で使う道具だからこそ長く大切にしたい。
修理をすること

それでも壊れますね。しましょう、修理。
と、偉そうにいいましたが、この写真は、お店でやっていただきました。プロに頼ることも大切です。2000円ほどでした。日頃から手入れもしていますので、修理して返ってきたときは、もはや愛おしい気持ちになりました。修理跡も渋く見えます。おかえりマイシューズ!
靴は大変ですが布製品ならなんとかなります。ミシンを使って寝具を直すことで未だにみたの寝具は現役です。家庭科で習いましたね、裁縫の時間です。家庭科の先生ありがとうございました。
きっと大切
大量生産を否定するわけではありません。経済はそうやって回っているのでしょう。そんな仕組みはなかなか変えることができません。しかし、消費者である私たちは、買った後の行動をかえることができます。買って使ってすぐ捨てる。Hop step jumpの様です。そのリズムはいけません。
手入れをして、修理もして。そうしたら、すぐに捨てるなんて悲しくてできません。
多くの人が、「この財布20年物なんだよね。」って言えるくらい、物をながく使える人が増えてほしいですね。
今日もお付き合いありがとうございました。
追記:念願の「鉄フライパン」を購入しました。テフロン加工のフライパンから卒業してごみを減らせる!!はず!
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